サマンサタバサ
サマンサタバサは寺田和正氏によって1994年に設立された日本のバックのブランドですが、親会社はサマンサタバサジャパンリミテッドです。寺田和正氏は海外志向の人で、サマンサタバサも海外の有名人を起用したプロモーションで、話題を集め急速に成長と遂げたブランドと言えます。
サマンサタバサの派生ブランドも枚挙に暇がなく、サマンサベガ、サマンサタバサニューヨーク、サマンサタバサデラックス、バイオレットハンガー、サマンサティアラ、サマンサシルヴァ、サマンサタバサプチチョイス、エスティニー、サマンサキングなど、バックのブランドだけでなく、アパレルファッションからアクセサリー、メンズまで、ありとあらゆる分野に事業展開しています。
寺田氏のグローバル戦略に基づく海外進出等も積極的に取り掛かっていますが、ニューヨークに出店したただけで、海外進出は今のところ足踏み状態と言ったところがが現状です。海外進出となるとなかなか日本国内のようなわけには行かないのは、ユニクロの例を見ても明らかですが、国内の販売は順調でほぼ全国を網羅した販売網を確立しています。
相変わらずタレントやモデルとコラボレーションしたプロモーションはお盛んで、最近ではSMAPとコラボレーションして、ホワイトデーに合わせて発売した新曲「そのまま/White Message」のキャンペーンに便乗して、サマンサタバサのハート形のチャームとセットで新曲CDを販売したそうです。限定発売とは言え全国170店舗のサマンサタバサのお店で販売されたそうで、話題には事欠いていません。
サマンサタバサの社員は90%が女性で、青山の本社ビルでは、一階に社員用の保育施設「サマンサルーム」と「キラキラ」が設置されており、ブランドイメージに沿った玩具があるばかりか、保育士や栄養士、調理師の他に英語の先生もいて、幼児の英語教育も行なっているという充実振りです。いかにもグローバル化を希求している寺田和正氏ならではの福利厚生施設として話題を呼んでいますが、これも良い宣伝と言えます。
サマンサタバサの経営や販売戦略には賛否両論はあるにしても、その経営姿勢にブレはなく徹底していると言えます。サマンサタバサの戦略は、ポップな若い世代を中心にした、いかにもトーキョーのストリートファッションを象徴するもので、国内では既に定着した感じもありますが、海外展開していくためには、更にグローバルなデザインコンセプトが必要であることも確かなようです。